食品表示について②
前回に引き続き今回は「食品表示の見方」について書きたいと思います。
前回は「なぜ食品表示を見る必要があるのか」について書きました。
(まだご覧になってない方は「食品表示について①」をご覧ください。
さて、食品表示の見方ですが、まず「食品表示」とは以下の様なモノです。
この表示は食品には必ず記載されています。(店頭販売など表示しなくても良い場合を除いて)
「原材料名」という項目以外は特に問題ないかと思います。
見るべきポイントはこの「原材料名」なんですね!
この見方を説明していきます。
食品表示を見るポイント①
〜記載されている順に注目する〜
食品表示を見る際の基本中の基本なんでしっかりと覚えておいてください。
記載されている順番は適当ではないんですね。きちんと法則があります。
それは、「多い順に並んでいる」んです!!
ですので上記の例だと小麦粉が1番多く含まれています。
これはとても重要で、例えば、知っていると以下の問題も答えられます。
問 原材料名の表示とその商品を線で結んでください。
わかりますね??
上段の原材料名と中段の原材料名の違いは「コーヒー」より前に「牛乳」が記載されていますね!ですので上段の方は「コーヒー」より「牛乳」の方が量が多い。つまり、甘いということになります(^^)!
答えは、、、
商品見て確認してください(笑)
続いて
食品表示を見るポイント②
〜添加物がどれかを示すマークが存在する〜
上の「食品表示の例」を見てください。
「油脂加工品(大豆を含む)」と「加工でん粉」との間に「/」がありますね。
実はこの「/」以後に記載されているのが添加物になります。
添加物の良し悪しはおいといて、添加物を少ない物を選ぼうと思えば、「/」以降が少ない商品を選べば良いのです!
*2020年より表示が義務化されますが、現在は移行期間で「/」がない商品もあります。
例えば下の写真だと「/」以後が添加物ですので「ガゼインNa」「乳化剤」「pH調整剤」「香料」「酸化防止剤」が添加物になります。
因みにこの商品はコーヒーフレッシュです。以外かもですが添加物が多く含まれていますね。
他にも食品表示の見方はありますが、少し複雑だったり長くなるので今回はここまでにします。
今回書いた2つのポイントを知っているだけでも何が含まれていてどういった商品なのかが、分かる様になってきます。
決して、全ての原材料名を理解する必要はないです。カタカタ表記のモノなど分からないモノもたくさんあります。
気になる原材料があればインターネットで調べれば良いのです(^^)
大事なのは、購入する前、食べる前に食品表示を見る事だと思います( ^ω^ )