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短鎖脂肪酸とは

短鎖脂肪酸とは、腸内細菌が作る、酪酸、プロピオン酸、酢酸などの有機酸のことです。

少し難しいですが、簡単にいうと短鎖脂肪酸そのものを摂取するのではなく、腸内細菌によって作られる栄養素です。

効果としては

①腸の免疫機能を高める

大腸の粘膜は短鎖脂肪酸を100%エネルギー源にするので、短鎖脂肪酸が不足すると大腸の粘膜が弱り、バリア機能が低下する。

②悪玉菌を抑え便秘を防ぐ

短鎖脂肪酸は腸内を弱酸性にして善玉菌を増やし、悪玉菌の増殖を抑える。短鎖脂肪酸の一種の酢酸は大腸の粘膜を刺激し蠕動運動を促すので便秘がスムーズになる。

 

*短鎖脂肪酸を増やす食品

・水溶性食物繊維を含む食品・・・海藻類、りんご、熟したバナナ

・不溶性食物繊維を含む食品・・・穀類、大豆、きのこ

・その他・・・黒酢、梅干し、酢、キムチ、漬物など発酵食品

短鎖脂肪酸は腸の健康に欠かせない栄養素ですので意識して摂取しましょう!!